公開日:2024/12/16
同棲って、簡単そうで実は難しいもの。特にLGBTQカップルにとっては、さらに複雑な挑戦や楽しみがいっぱいです。
ゲイカップルならではのことについてもお話させていただきます。
ゲイカップルの同棲する時の注意点・メリットやデメリットとは?
2人暮らしの部屋について
二人で暮らしは新しい冒険の始まりのように甘いムードと不安が半々に入り混じります。家族に何と言おう?家賃はどう分担する?プライバシーは守れるの?—そんな疑問が頭をよぎるでしょう。
趣味や仕事などのプライベート空間は分けて確保した方がいいでしょう。そのため1ルームや1LDKよりも2DK2LDKなどの間取りが好ましいと言えます。家賃についてはお互いの収入や家事分担などをしっかり話し合い予め二人で決めていくことが大切です。不安なことも多いですが、同じ感覚を持つ二人だからこそのゲイカップルだからこそ分かり合える部分も多いはず。。!
家族へのカミングアウト
カミングアウトは、まるで心の扉を開くようなもの。家族全員に一度に伝えるのは怖い。まずは味方になってくれそうな人から始めるといいかも。優しく、でも自信を持って伝えましょう。
2人でこの先大丈夫という強い決意や自信を持って決断したはず。それをもって堂々と伝えましょう!分かってくれるはず!
とは言っても家族は最も複雑で感情的なカミングアウトの場面です。
- 安全性を最優先に考える
- 段階的なアプローチ
- 感情的な反応への準備
- 必要に応じて、専門家や支援団体のサポートを得る
これらは特に重要なので必ず押さえて来る日に備えましょう。
支援窓口も是非活用してください
- LGBTQコミュニティセンター
- オンラインサポートグループ
- カウンセリングサービス
- 当事者向け相談窓口
安全な「家」を見つける
住む場所選びは、LGBTQカップルにとって命に関わることもあります。差別の少ない地域、理解のある街。近所づきあいも大切。隠れる必要はないけど、必要以上に目立つ必要もないです。そのため治安や町の雰囲気などもしっかりした下調べが必要です。
法律の壁
同性婚が認められていない今、知恵が必要になってきます。医療同意書、財産の共同管理、相続の問題。これらは単なる書類じゃないく、2人の関係を守る、大切な武器なんです。同棲をメリットの多いものにするためにたくさんの知識が必要かと思います。
#法的不平等
日本国憲法第14条は法の下の平等を保障していますが、現実には同性カップルは多くの法的権利から排除されています。
具体的な影響に関しては
1. 住宅と居住権
- 賃貸契約における制限
- 公営住宅入居の困難さ
- パートナーとしての法的認知の欠如
2. 医療と意思決定
- 病院での面会権の制限
- 医療同意権の欠如
- 重要な医療判断からの排除
3.養子縁組の制限
- 同性カップルによる共同養子の禁止
- 片方のパートナーによる養子縁組の困難さ
#当事者にできること
- 公正証書によるパートナーシップ契約
- 任意後見制度の活用
- 弁護士との事前相談
法的平等は単なる法律の問題ではなく、人間の尊厳と基本的人権に関わる課題です。社会の意識変革と法制度の整備により、すべての人々が平等に尊重される未来が築かれることを願っています。
最後に
社会の偏見、家族の無理解。それは目に見えない重荷。時には二人で泣いて、抱き合って。サポートグループや、信頼できるカウンセラーも心の助けになります。
時には誰かの力も借りながら2人で乗り越えていきましょう。
LAKIA不動産難波本店
大阪府大阪市中央区難波千日前15-20永和ビル1階
06-6647-3510